更新日:2022年4月1日
現在、休日や夜間において、軽症の患者さんの救急医療への受診が増えています。これにより、緊急性の高い重症の患者さんの治療に支障をきたしたり、病院勤務医の負担が増加するなどの問題がおきています。
みんなが安心して必要なときに医療を受けられるようにするために、医療のかかり方や、薬のもらい方を見直し、適正な受診を心がけましょう。
休日や夜間などの時間外受診は、急病などのやむをえない場合以外は避けましょう。急病人の治療に支障をきたしたり、医師の負担になり迷惑がかかるうえ、割増料金で医療費が高くなります。
夜間・休日にお子さんの急な病気で心配になったら、まず、小児救急電話相談#8000(携帯やプッシュ電話使用可)、電話:023-633-0799(ダイヤル回線やIP電話使用可)の利用を考えましょう。
また、大人の救急電話相談#8500(携帯やプッシュ電話使用可)、電話:023-633-0299(ダイヤル回線やIP電話使用可)も開設されています。
発熱や頭痛、めまいなど急な病気で夜間診療所を受診するか迷ったときなど電話でアドバイスが受けられます。
かかりつけの医師をもち、継続的に受診することで、体質や病歴、生活習慣、健康状態などをトータルに把握してもらえ、適切な治療やアドバイスが得られます。また、受診手続きが簡単で、待ち時間が短く、丁寧な診察が受けられます。
一つの病気のために複数の医療機関を渡り歩く「重複受診」は治療が中途半端になるだけでなく、医療費も余分にかかる上、重複する検査や投薬により体に悪影響をおよぼすこともあります。治療に不安や疑問などがある場合は、遠慮せずに医師に相談しましょう。
薬が余ってしまうときには、医師や薬剤師に相談しましょう。また、医師、薬剤師の特別な指示がないかぎり、取っておいた薬をあとで服用することはやめましょう。
薬には副作用があります。複数の薬を使用する場合は飲み合わせによって副作用が強く出ることもあります。薬局などで配布しているお薬手帳に薬歴を記録しておくと、飲み合わせのチェックに役立ちます。
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