肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3～5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
三川町では、今年度65歳になる方を対象に、高齢者肺炎球菌感染症予防接種の費用助成を行っています。
接種を希望される方は、注意事項を確認の上、医療機関へ接種の予約を行ってください。

三川町に住民登録があり、過去に肺炎球菌予防接種を受けたことがない方で、令和7年度に65歳になる方（誕生日の前日から対象です）

66歳の誕生日の前日まで
※66歳の誕生日の前日以降は接種対象者になりませんのでご注意ください。

4,000円（4,000円を超える接種費用は自己負担です）
※住民税非課税世帯の方は、事前申請で助成額が5,000円になります。
※接種費用額は医療機関によって異なりますので、医療機関にお問い合わせください。

県内協力医療機関での個別接種
※接種前に予約を行ってください。
※「三川町高齢者肺炎球菌感染症予防接種券（兼予診票）」と「予防接種済証」（紫色の紙2枚）をご持参ください。

接種部位の疼痛、発赤、膨張などが主な副反応で、通常1～5日程度で消失します。
重大な副反応として、アナフィラキシー、血小板減少、知覚異常やギランバレー症候群等の急性神経根障害、蜂果炎、蜂果炎様反応などの報告があります。
接種後、上記のような症状を感じたら、医師の診察を受けてください。

（厚生労働省）高齢者の肺炎球菌ワクチンについて