令和7年度より帯状疱疹ワクチン接種（定期接種）が開始しました。
帯状疱疹は、過去に水痘（水ぼうそう）にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱（水ぶくれ）が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
　帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。。
接種を希望される方は、注意事項を確認の上、医療機関へ接種の予約を行ってください。

三川町に住所を有し、次の1、2のいずれかに該当する方

1. 年度中に65歳に達する方
2. 年度内に60～64歳に達する方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

※ただし、令和7年度から12年度までの5年間の経過措置として、その年度内に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳（101歳以上全員は令和7年度に限り全員対象）の方も対象となります。

対象者には、接種券を含めた案内を送付していますが、この定期接種の助成は、案内が届いた年度のみしか対象になりません（経過措置により65歳から5歳きざみも年代に案内しているため、5年後は助成対象ではありません）のでご注意ください。

令和7年4月1日から令和8年3月31日まで
※上記定期接種期間を過ぎると、全額自己負担となります。

町助成額

	【生ワクチン】 乾燥弱毒性水痘ワクチン 「ビケン」	【不活化ワクチン】 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン 「シングリックス筋中用」
一般	4,000円	11,000円×2回
住民税 非課税世帯	5,000円	12,000円×2回
生活保護世帯	全額公費負担

※組換えワクチンは、接種を完了するまでに約2か月間かかるため、遅くとも令和8年1月までに1回目の接種を受ける必要があります。（2回とも令和7年度以内に接種しなければ助成の対象となりませんのでご注意ください。）
※助成額を超える接種費用は自己負担です。
※住民税非課税世帯又は生活保護世帯に該当される方は、上記の金額になりますので、接種前に必ず役場健康福祉課で申請してください。（接種後の申請はできません）

県内協力医療機関での個別接種
※接種前に予約を行ってください。
※予診票は町から事前に医療機関へ送付したものを使用します。

（非課税世帯、生活保護世帯の方は事前申請により交付された予診票を使用します。）

予防接種後の主な副反応

主な副反応の発生割合	【生ワクチン】 乾燥弱毒性水痘ワクチン 「ビケン」	【不活化ワクチン】 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン 「シングリックス筋中用」
70％以上		注射部位の痛み（疼痛）
30％以上	注射部位の発赤（皮膚の赤み）	注射部位の発赤（皮膚の赤み）、 筋肉痛、疲労
10％以上	注射部位のかゆみ（そう痒感）・熱感・腫れ（膨張）・痛み（疼痛）・硬結	頭痛、注射部位の腫れ（膨張）、悪寒、発熱、胃腸症状
1％以上	皮膚の発疹、倦怠感	注射部位のかゆみ（そう痒感）・熱感、倦怠感、その他疼痛

（厚生労働省）帯状疱疹ワクチンについて