更新日:2024年7月23日
連日、気温や湿度が高い日が続き、熱中症で救急搬送される方が増えています。
搬送された方の多くは、屋内で熱中症にかかっています。
熱中症は屋外、屋内問わず発生します。
熱中症は予防策を知っていれば防ぐことができます。家族や近所の方たちで声をかけ合って熱中症を予防しましょう!
熱中症は、気温や湿度が高い環境に長時間いることで、体内の水分バランスが崩れ、体温調整機能がうまく働かないことで起こります。
夏に起こりやすいと思いがちですが、暑さに慣れていない5月、湿度が高い6月にも発生します。
暑い日が続いた時よりも急に湿度が高く気温が上がった時、熱帯夜翌日には特に注意が必要です。
屋内、屋外問わず発生するので、体調の変化を感じたらすぐに対処できるようにしましょう。
熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートはこちらから確認できます(外部サイト)
「熱中症警戒アラート」とは
暑さへの「気づき」を呼びかけて熱中症を予防する行動をとるよう促す情報です。
熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予測される日の前日または当日朝に発表されます。
詳しくはこちら(外部サイト)から
「熱中症特別警戒アラート」とは
令和6年4月から新たに運用開始されました。
過去に例のない暑さが予測され、熱中症による人への健康に係る重大な被害が生じる場合に発表されます。
詳しくはこちら(外部サイト)から
今年も節電が求められていますが、熱中症にならないようエアコンや扇風機を適度に活用し、こまめな水分摂取と併せて健康管理に努めましょう。
吸湿性や通気性のよい素材で速乾の衣服を活用しましょう。色合いも黒系は避け熱を吸収しないもの(白系統)にするとよいでしょう。直射日光は帽子で防いでください。
運動や農作業などの労働をするときは、暑くなる時間帯を避けましょう。長時間行うときは15分~1時間おきに休息をとり、のどの渇きを感じなくてもこまめな水分摂取に努め、また塩分(塩化ナトリウム)を含む飲料をとるようにしましょう。スポーツドリンクは体内への吸収が速いため、熱中症には非常に効果がありますが、糖分もかなり入っていますので飲み過ぎには注意しましょう。
睡眠不足や体調不良(下痢、疲労、発熱、けがなど)、二日酔いなどの時には無理しないようにしましょう。
一人ひとりが周囲の人に気を配り、熱中症の予防を呼びかけあうことで発生を防ぐことができます。特に65歳以上の方や子どもについては周囲が協力して見守るようにしましょう。
暑い環境にいる時やその後に起こる体調不良は、熱中症の可能性があります。
重症化を予防するために、軽度の状態で正しい対応をとれるようにしましょう。
重症度 | 症 状 | 対処法 |
---|---|---|
軽 症 | 手足がしびれる |
涼しい場所へ移動 |
中等症 | 頭ががんがんする |
涼しい場所へ移動 |
重 症 | 意識がない |
ためらうことなく救急車 |
熱中症は初期対応が大切です。
特に意識がない・反応が鈍い時はためらわず、すぐに救急車を呼び対処しましょう。
出典:環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」
町では、熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)が発表された際に、暑さを避けて休憩を取れる施設として「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」を開設しています。
開設場所や詳しい内容はこちらからご確認ください。
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健康福祉課 健康係
〒997-1301 山形県東田川郡三川町大字横山字西田85番地
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