更新日:2024年5月1日
健康増進法が施行され、公共の場では分煙や禁煙の取り組みが広がっています。また、平成22年10月のたばこ税の増税により、禁煙する人も増えてきています。禁煙に関する意識が高まるなか、吸う人も吸わない人もたばこの害について一緒に考え、取り組んでいくことが大切です。
日本人の死因の第1位は「がん」ですが、たばこは肺がんをはじめ多くのがんの発症に関わっています。たばこに含まれるタールなどの発がん物質は、のどを通って肺から吸収され、血液に乗って全身にまわり、体全体に影響を及ぼします。また、胃潰瘍や狭心症などの病気にもかかりやすくなるほか、妊娠中の女性が喫煙すると胎児の発育にも悪影響を与えます。
たばこを吸わない人が、自分の意思とは無関係にたばこの煙を吸わされることを「受動喫煙」といいます。一緒に生活するご家族やこどもたちも、受動喫煙によって肺がんや気管支炎を引き起こすため、喫煙者は分煙などの周囲への配慮が大切です。
どの年齢層であっても、禁煙によってさまざまな病気や死亡の危険度は確実に減ります。特に肺がんは、禁煙後5年で危険度は半分になります。また、禁煙することで吸えないイライラからも開放されたり、周りの健康も保てたりするなどの効果も望めます。
健康福祉課 健康係
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