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ノロウイルス感染症にご注意ください

更新日:2022年4月1日

ノロウイルスとは

感染性胃腸炎の患者発生は、例年、12 月の中旬頃にピークとなる傾向があります。この時期に発生する感染性胃腸炎のうち、特に集団発生例の多くは、ノロウイルスによるものであると推測されています。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
ノロウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。

ノロウイルスの感染経路

  1. 経口感染・・・原因:ウイルスに汚染された食品を生で、あるいは十分加熱しないで食べた。
  2. 接触感染・・・原因:ノロウイルスを含むふん便やおう吐物に触れた際に十分手洗いしないで人や物に触れた(この場合も、最終的にはウイルスが付着した手指や物を口に入れることによって感染します)
  3. 飛沫感染・・・原因:患者のおう吐物や下痢便が床などに飛び散り、周囲にウイルスを含む小さな水滴が飛び散った

ノロウイルスに感染した場合の症状

潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。通常、これら症状が1~2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。ただし、抵抗力の弱い小児や高齢者では、重症化したり、おう吐物を誤って気道に詰まらせて死亡することもあるので注意が必要です。
また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。

ノロウイルス感染症を防ぐには

手洗いは、手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です。

手洗いは、調理を行う前、食事の前、トイレに行った後、下痢等の患者の汚物処理やオムツ交換等を行った後(手袋をして直接触れないようにしていても)には必ず行いましょう。

  • 手洗いの方法

常に爪を短く切って、指輪等をはずし、石けんを十分泡立て、ブラシなどを使用して手指を洗浄します。すすぎは温水による流水で十分に行い、清潔なタオル又はペーパータオルで拭きます。石けん自体にはノロウイルスを直接失活化する効果はありませんが、手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります。
なお、消毒用エタノールによる手指消毒は、石けんと流水を用いた手洗いの代用にはなりませんが、すぐに石けんによる手洗いが出来ないような場合、あくまで一般的な感染症対策の観点から手洗いの補助として用いてください。

  • 消毒の方法
  • ノロウイルスは熱さ・寒さに強く、死滅させるには、85℃で1分以上加熱しなければなりません。また、逆流石けんやアルコールでは消毒効果はありません。塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムが有効です。(家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます)

  • おう吐物の処理方法
  • ノロウイルスは乾燥すると空中を漂い、口に入って感染することがあります。有症状者のおう吐物などは速やかに処理し、感染させないことが感染拡大防止には重要です。
    具体的には、床等に飛び散った患者の吐ぶつやふん便を処理するときには、使い捨てのガウン(エプロン)、マスクと手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、ふん便、吐ぶつをペーパータオル等(市販される凝固剤等を使用することも可能)で静かに拭き取ります。拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。
    おむつ等は、速やかに閉じてふん便等を包み込みます。
    おむつや拭き取りに使用したペーパータオル等は、ビニール袋に密閉して廃棄します。(この際、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約1,000ppm)を入れることが望ましい。)

詳細については下記の資料をご参照ください。

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