山形県感染症発生動向調査2025年第21週（5月19日～5月25日）における、小児科定点医療機関（26機関）からの水痘患者報告数が、一定点医療機関あたり1.19となり、注意報レベル（参考値）（一定点あたり1）以上の患者数となりました。

・水痘は、「みずぼうそう」とも呼ばれ、発熱と全身に現れる発疹を特徴とし、約2週間 の潜伏期間（10～21日）を経て発症します。
・接触感染、飛沫感染、空気感染によりヒトからヒトへ感染します。
・通常軽症に終わることが多い疾患ですが、抵抗力の弱い乳幼児や成人が感染した場合 は重症化しやすいので注意が必要です。

ワクチンの接種が最も有効な予防策です。
平成26年10月から、水痘ワクチンは定期 の予防接種の対象となっています。
（定期接種対象者）生後12か月から生後36か月に至るまでの間にある方（2回接種）

（厚生労働省）水痘ワクチンについて