(趣旨)

第1条　この規則は、三川町公立学校体育施設使用料条例(昭和58年条例第10号、以下「条例」という。)に基づき、三川町公立学校体育施設の一部を、三川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例(平成26年条例第19号)で定める放課後児童健全育成事業を行う者が長期使用することについて、地方自治法(昭和22年法律第67号)、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)、三川町公有財産の取得、管理及び処分に関する規則(昭和39年規則第2号)及び三川町財務規則(平成25年規則第5号)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(長期使用の場所等)

第2条　長期使用の対象となる場所及び付属設備等(以下「場所等」という。)は、放課後児童健全育成事業の運営に必要と認められる場所等とする。ただし、町長又は教育委員会の求めにより、その場所等を使用する場合があるものとする。

(長期使用の対象者)

第3条　場所等の長期使用の許可を受けることができる者は、三川町において放課後児童健全育成事業を行う者又はその予定がある者とする。

(長期使用の申請)

第4条　場所等の長期使用の許可を受けようとする者は、別に定める使用申請書を提出するものとする。

(長期使用の許可)

第5条　教育委員会は、申請の内容を審査し、町長と協議のうえ場所等を長期使用させることが適当と認める場合は、その許可を与えるものとする。

(長期使用料)

第6条　長期使用料については、条例別表に掲げる使用料を上限として町長と協議し教育委員会が別に定めるものとする。

(長期使用の期間)

第7条　長期使用の期間は、5年以内とする。ただし、長期使用の許可を受けた者(以下「長期使用者」という。)が、期間満了日の60日前までに更新の意思を書面にて提出した場合で、教育委員会が町長と協議のうえ引き続き長期使用の許可の更新をすることが適当と認めた場合は、その許可を更新することができるものとする。

(長期使用料の納付)

第8条　長期使用者は、長期使用料について当該月分を翌月10日までに納付するものとする。ただし、当該年度分の全部又は一部について、前納することができるものとする。

(遵守事項)

第9条　長期使用者は、善良なる管理者の注意義務をもって場所等を維持管理するものとし、場所等の使用権利を譲渡し又は場所等を転貸してはならない。

(届出の義務)

第10条　長期使用者は、次の各号のいずれかに該当する場合は、書面により速やかに教育委員会に届出なければならないものとする。

(許可の取消)

第11条　教育委員会は、長期使用者が次の各号のいずれかに該当する行為又は事実があった場合、長期使用者に対し催告その他何らかの手続きを行うことなく、直ちに許可を取消できるものとする。

(物件の原状回復等)

第12条　長期使用者は、場所等を滅失又は毀損した場合、速やかに原状回復しなければならない。

(その他)

第13条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は教育委員会が別に定めるものとする。