更新日:2025年7月7日
グリーンカーテンは、つる性の植物を建物の側面や窓を覆うように育てて、夏の強い日差しを和らげるだけでなく、光合成により二酸化炭素を吸収し、酸素を放出するため、地球温暖化の防止にもつながります。
2050年までに町内の温室効果ガスの排出量のゼロを目指すために、本町では地球温暖化対策の一つとしてグリーンカーテンを推奨しており、役場庁舎とみかわ保育園・幼稚園へのグリーンカーテンの設置や、町民等へアサガオの種の無料配布などを行い普及に努めています。
窓付近の地面や日差しを受けると、表面温度が上昇し室温も上昇します。グリーンカーテンは、地面や壁の表面温度上昇を抑え、室温の上昇も抑えられます。また、グリーンカーテンを設置するときは、できるだけ建物から離し地面や壁も広く覆い、南向きの場合は斜めに、東や西向きの場合は垂直に設置すると効果的です。
植物は根から沢山の水分を吸収し、その大部分は葉から蒸発します。水分が蒸発するとき、周りの熱を奪いますので、葉の温度上昇が抑えられます。グリーンカーテンもこの蒸散作用があるので、涼しく感じることができます。
6月18日撮影
6月18日撮影
令和7年度は、役場庁舎にトケイソウによるグリーンカーテンを設置しています。
植え付けから順調に成長しており、1.5mを超える背丈のものもあります。