○三川町建設工事検査基準
平成13年7月1日
訓令第6号
(目的)
第1 この検査基準は、三川町建設工事検査規程第4条に基づき、工事検査に必要な事項を定め、検査の公正かつ適正な実施を図ることを目的とする。
(検査の内容)
第2 検査は、当該工事の出来形を対象とし、設計図書及び仕様書等に基づき、工事の実施状況、出来形及び品質について適否の判定を行うものとする。
(工事実施状況の検査)
第3 工事の実施状況の検査は、出来形管理、品質管理、その他の実施状況に関する各種の記録と設計図書とを対比し行うものとする。
(工事出来形及び品質の検査)
附則
この訓令は、公布の日から施行する。
別表第1
出来形検査基準
工種 | 検査対象 | 測定基準 |
(1) 土工一般 | 道路土工及び築堤は基準高、幅、法長、法こう配、延長、河川掘削(しゅんせつを含む。)は断面形状、延長 | 1工事について1箇所以上 |
(2) 路盤工 | 基準高、幅、厚さ、横断こう配、延長 | 同上 |
(3) 舗装工 | 基準高、幅、厚さ、横断こう配、平たん性、延長 | 同上 |
(4) 水門、桶門、樋管、構渠、函渠工 | 基準高、幅、厚さ、高さ、延長 | 各工種ごとに1箇所以上 |
(5) 法覆工、石積(張)工、ブロック積(張)工 | 基準高、天端幅、厚さ、法長、法こう配、延長 | 1工事について1箇所以上 |
(6) コンクリートよう壁工、側溝工、水路工、基盤工 | 基準高、幅、厚さ、高さ、延長 | 同上 |
(7) 根固工 | 基準高、幅、厚さ、延長 | 同上 |
(8) 堰堤工 床固工 谷止工 | 基準高、幅、厚さ、高さ、こう配、延長 | 各工種ごとに1箇所以上 |
(9) 水制工 | 基準高、幅、高さ、長さ、方向 | 工種ごとに1箇所以上 |
(10) 橋りょう 下部工 | 基準高、幅、厚さ、高さ、スパン長 | スパン長は各スパンごとに、その他は同種構造物につき1基以上 |
(11) 整地工 | 表土扱いの厚さ /基盤整地/田面整地/基準高、均年度 | 1工事について1箇所以上 |
(12) 畦畔工 | 高さ、幅、延長 | 同上 |
(13) 暗渠排水 | 吸水、集水、導水(排水)渠の布設深、間隔、延長 | 同上 |
(14) 農用地開発 | 耕土掘り起しの深さ | 同上 |
(15) その他構造物 | 工種に応じ基準高、幅、厚さ、高さ、深さ、法長、延長等 | 同上 |
別表第2
品質検査基準
工種 | 検査項目 | 検査対象 | 検査内容 | 検査方法 |
(1) 共通 | できばえ | 適宜 | 仕上面、とおり、すり付けなどの程度及び全般的な外観は良好か。 | 主に観察により検査する。 |
構造物等の機能 | 同上 | 構造物又は附属設備等の性能は設計図書、仕様書等と対比して適切か。 | 主に実際に操作してみて検査する。 | |
材料 | 同上 | 品質及び寸法は設計図書と対比して適切か。 | ア 主に、観察又は品質証明により検査する。 イ 場合により実測する。 | |
(2) 土工 | ア 土質又は岩質 イ 支持力又は密度 | 出来形検査基準の検査対象に準ずる。 | ア 土質、岩質は設計図書等と一致しているか。 イ 支持力又は密度は設計図書、仕様書と対比して適切か。 | ア 主に施工管理記録及び観察により検査する。 イ 場合により実測する。 |
(3) 路盤工 | ア 合成粒度 イ 支持力又は密度 | 出来形検査基準の検査対象に準ずる。 | ア 路盤材料の合成粒度は、設計図書、仕様書と対比して適切か。 イ 支持力又は締固め密度は設計図書、仕様書と対比して適切か。 | ア 施工管理記録及び観察から検査する。 イ 実測する。(出来形寸法検査箇所) |
(4) コンク リート工 | コンクリートの強度 | 出来形検査基準対象に準ずる。 | コンクリートの強度は設計図書、仕様書等と対比して適切か。 | ア 施工管理記録及び観察により検査する。 イ 表面強度を実測する。 ウ 場合によりコアーを実測する。 |
コンクリートの水密性 | 別紙注水試験検査基準の検査対象に準ずる。 | コンクリートが均一に施工されているか。 | さく孔し、注水試験により検査する。 | |
(5) アスファルト工 | ア アスファルト使用量 イ 骨材粒度 ウ 密度 エ 打設温度 | 出来形検査基準の検査対象に準ずる。 | ア アスファルト使用量、骨材粒度、密度及び打設温度は設計図書、仕様書と対比して適切か。 | ア 主に、既に採取されたコアー及び現地の観察並びに施工管理記録により検査する。 イ 場合により実測する。 |
(6) 杭工 | ア 支持力 イ 上部構造物との関係 | 適宜 | ア 支持力は、設計図書、仕様書と対比して適切か。 イ 基礎の位置、上部との接合等は適切か。 | ア 主に施工管理記録及び観察により検査する。 イ 場合により実測する。 |
別表第3
コンクリート注水試験基準
工種 | 検査対象 | 検査方法 |
石積(張)工、コンクリートブロック積(張)工等 | 延長500m以内のときは2箇所以上、延長500mを超え1,000m以内のときは3箇所以上、延長1,000mを超えるときは4箇所以上 | 法面又は天端にさく孔し、注水試験を行い、胴コン、裏コンのてん充程度、水密性を検査する。(さく孔深は、法面ではコンクリート厚さの-5cm程度、天端では1.0m程度とする。) |
コンクリート根止工、コンクリート根固(十字ブロック等)工等 | 同上 | 天端又は法面にさく孔し、注水試験を行い、コンクリートのてん充程度、水密性を検査する。(さく孔深は、コンクリート厚さの70%程度又は1m程度とする。) |
コンクリートよう壁工 | 同上 | 同上 |
堰堤工、床固工、帯工等 | 1 本堤工(堰堤工)は、天端に3箇所、法面に4箇所以上 2 本堤工(床固工)は、天端に3箇所、法面に4箇所以上。ただし、流路工等で小規模な場合は、適宜な箇所とし、箇所数を減じてもよい。 3 垂直壁工は、天端又は法面に2箇所以上 4 帯工は、天端又は法面に2箇所以上。ただし、小規模な場合は省略することができる。 5 水叩工は2箇所以上とする。 | 同上 |
その他コンクリート構造物 | 適宜決定して行う。 | 同上 |
備考 コンクリート根固工等の異型ブロックは、原則として注水試験は行わない。
別表第4
建築工事検査要点
| 工事種別 | 検査要点 |
一般事項 | 設計と照合 | 1 建物の配置状況の確認 2 各階面積並びに平面の確認 3 建物の床高、階高の確認 4 立面及び屋根の確認 5 内外仕上表の確認 6 特記仕様書、設計書の確認 7 建具表による形状、寸法、附属金物の状況 8 設計変更の有無 (設計変更にいたらぬ軽微な変更事項の確認) 9 コンクリート等の品質管理の資料確認 |
外部 | 基礎コンクリート工事 | 1 基礎高、G、Lよりの高さ 2 基礎と壁面との取付けの施工状況 3 打放しコンクリートの素面の欠点及び垂直、水平線のとおり 4 内部布基礎通風口の状態(写真判定) 5 屋外コンクリートの寸法、品質、水勾配、庇、テラス出入口等の叩き、犬走り、側溝等 |
左官工事 | 1 モルタルの浮き、クラックによる剥落のおそれ 2 ベランダー、ポーチの型枠定規等の撤去の有無 3 鉄筋及び番線等の除去 4 吹付面の色むら及び吹付状況 5 開口部廻りのコーキング状態 6 コンクリート軒裏の水切り | |
タイル工事 | 1 タイルの質 2 タイル貼等の仕上り状況及び目地の仕上 3 裏面に水が廻る箇所の発見 | |
塗装工事 | 1 下地の処理 2 色調、色むら、刷毛むら、タレ | |
屋根スラブ工事 | 1 防水種類、施工の方法と責任の確認 2 浮き、亀裂 3 水勾配、ルーフドレーン廻りの雨仕舞 4 屋上突出部のスラブ面とのコーキング施工の状況 5 塔屋等、屋上工作物(手摺、旗竿、看板塔等)の固定度 | |
錺工事 | 1 樋の形状、寸法、取付金物の支持状態 2 雨押へ、水切、各部立上りの施工状況 3 棟、谷、軒先等漏水のおそれのある部分の施工状態(笠木、谷等のトタン厚は#28以上) | |
内部 | 木工事 | 1 各部材の取付け及び固定度 イ 間仕切の頭つなぎ ロ 床束、筋かい、火灯、柱方杖 ハ 胴縁間隔、天井釣木及び釣木受 ニ 緊結金物の取付確認 (以上写真判定) 2 造作材の材質、仕上げ寸法、仕口の状態 イ 柱(寸法必ず当る) ロ 敷居、鴨居 ハ 廻り縁 ニ 巾木、枠、額縁 3 壁面、床面の平滑度(木造関係) 不陸、目違及び浮き 柱の出隅、入隅の垂直度 4 上り框の固定度 5 天井及び床下改め口等の開閉状況 |
内装工事 | 1 フローリング 材種、品種(等級)、不陸、目違 2 樹脂系タイル及びシート等 品質、継手、きわ、押縁箇所 3 紙、布類 イ 防火材料の認定表示 ロ 模様の目違い、たるみ、はがれ、周囲との取合い 4 合板類 目違い、たるみ、はがれ、周囲との取合い、継手 5 野縁で化粧目地となる部分の仕上程度 6 敷物 イ 品質、下張り、周囲との取合状況 ロ 畳敷きは、畳の床、表、へりの種別目違い、ふくらみ、畳寄せとの段違い | |
建具工事 | 1 一般建具 品質、附属金物、建付、召し合せの状況及び硝子はめ込み状況 2 防火戸 品質、位置、作動調節の状況、床と取合状況 | |
左官工事 | 1 仕上げの種類、平滑度、浮き、クラック、色むら 2 床の水勾配、水仕舞い | |
タイル工事 | 1 タイル割、平滑度、目地、浮き、床の水勾配 | |
塗装工事 | 1 塗装の仕上状況 | |
階段 | 1 手摺の高さ、手摺子の間隔、下端のあき、取付固定度の状況 2 蹴上、踏面の寸法、ノンスリップの取付具合 3 屋外階段、固定度 | |
雑工事 | 1 浴槽の漏水テスト 2 便槽、受水槽、流し等の漏水テスト及び寸法、排水状態 3 眼鏡石の天井との距離及び蓋 4 カーテンレールの目違い及びカーテンボックスの取付状況 5 硝子スクリーンのマワ体及び床面との固定度 6 造り付け備品等の形状、寸法、数量 7 ピットの漏水、排水設備の状態、モルタルコブの有無 8 換気孔の数量、大きさ及び取付状況、雨仕舞の施工状況 | |
外溝 | 屋外工事 | 1 排水、溜桝の寸法、蓋のすわり、排水口の金網、足掛り金物の固定度 2 排水管路、延長、径、勾配、接手の状況 3 門塀、高さ、延長、附属金物の塗装 |
植木芝張り | 1 種類、養生 2 芝の種類 | |
砂利敷き | 1 敷厚、粒度、面積 | |
舗装(簡易なもの) | 1 面積、勾配、路盤工、表層工の厚さ | |
清掃整地 | 清掃 | 1 硝子及び化粧金物の清掃 2 木部のトノコ、養生紙の除去 3 押入、床上、鴨居、枠の上清掃 4 スプレー吹付による各部の汚れ 5 屋根、庇の天端 6 床下、ピットの内部 7 排水口、ドレーン内部清掃 8 削屑、木片、硝子等建築工事により生じた不純物の除去(特にこれらの不純物を敷地内理ぼつがないか) |
整地 | 1 敷地内の仮設建築物の除去(現場事務所、材料置場) 2 仮設材、各種残材の除去 3 残土処理、建物周囲の整地状況 | |
その他 | 関係書類 | 1 設計図書、契約書及び契約時の添付書類(契約変更を含む) 2 工程表及び工事施工上必要な書類 3 工事写真、特に破かい検査が困難な部分の施工状態の写真 |
現場準備(検査器材及び用具) | 1 スチールテープ、スタッフ、スコップ、つるはし、テストハンマー 2 水糸、チョーク、手袋、懐中電灯 3 仮設足場(はしご等) |
別表第5
設備工事検査要点
1 設備工事共通事項
| 工事種別 | 検査要点 |
一般事項 | 関係書類 | 1 設計図書、契約書及び契約時の添付書類(契約変更を含む) 2 工程表及び工事施工上必要な書類 3 工事写真、特に破かい検査が困難な部分の施工状態の写真 |
現場準備(検査器材及び用具) | 1 絶縁抵抗及び接地抵抗測定器 2 サイクルカウンター、テスター、コンテスター、検相器、検電器、耐圧試験器、照度計、電圧計、電流計、安全具、ストップウォッチ、ストロボマスター、マイクロメーター、ノギス、水平器、ワイヤゲージ、指示騒音計、満水試験用テストプラグ、煙試験器テスト、ポンプ、アネモマスター、アスマン通風乾湿計、ピットゲージ、電界強度計、カラーテレビ、テープレコーダー |
2 完成検査時の提出書類
| 工事種別 | 検査要点 |
提出書類 | 電気設備工事 | 1 一般供給電力については、監督員立会の絶縁抵抗及び接地抵抗測定結果表 2 自家用電気工作物施設については、保安協会立会試験合格書 3 火災報知設備、電気火災警報器、避難設備、非常警報設備については、検査済証(消防署長) |
衛生設備工事 | 1 さく井の場合は揚水試験、水質検査成績書を添付 2 し尿浄化槽については、保健所の立会試験成績書 | |
消火栓設備その他 | 1 消防設備について、屋内消火栓設備、連結送水管及び屋外消火栓設備等の検査済証(消防署長) 2 プロパン庫については、高圧ガス取締法の適用を受けるものは、その検査済証 | |
空調、冷暖房及び換気設備 | 1 火気を取扱う場所については、消防設備設置届(消防署長) 2 ボイラーについては、完成検査済証(労働基準監督署長) 3 油貯蔵庫については、合格証 4 空調設備及び冷暖房設備については、各所の風量測定、温湿度測定結果表 5 換気設備については、吹出口及び吹込口の風量測定結果表 |
3 機械設備工事
| 工事種別 | 検査要点 |
衛生設備工事 | 衛生器具設備工事 | 1 器具取付状況(防水層取付壁) 2 衛生陶器 附属金物等の品質、規格調整 |
屋内給水用配管 | 1 二重天井、仕上り床面貫通部の納り、水栓類の品質、規格 | |
屋内排水通気用配管 | 1 衛生陶器と鉛管の取付 2 通気配管の経路、端末処理 3 床排水トラップ、床上掃除口の仕上り、床面との納り 4 満水試験、排水立管の仕上り、天井面仕上り、床面との納り | |
屋内給湯用配管 | 1 給湯用ボイラー、ガス湯沸器、まわりの配管、施工 2 水栓の品質、規格 | |
塗装工事 | 1 塗装、仕上り、色調、文字、矢じるしの記入 | |
防露、保温工事 | 1 屋内外及び屋内露出、屋内隠ぺい部等工事個所別による保温、防露の仕上げ 2 保温端部個所の処理 菊座バンド使用個所 | |
屋外給水設備工事 | 1 量水器ボックス、止水栓ボックス、散水栓ボックスコンクリートのG、Lとの納り | |
屋外排水設備工事 | 1 汚水桝の内部仕上、Box、鋳鉄製蓋の取付 2 建物と桝までの配管施工、通水試験 | |
ガス工事 | 1 図面と機器の照合(ボンベ、パルプ、ガス栓等) 2 排気、ガス器具の規格、試験だき 3 ガス供給業者よりの気密試験表の提出 | |
揚水設備機器 ポンプ 受水槽 高置水槽 | 1 揚水ポンプの性能 2 ポンプ基礎、モーターとポンプの結合状態、水平設置 3 フード弁取付位置、品質、取出し点検、操作 4 試験運転、自動運転の調整 5 受水槽の内容積 6 受水口の位置、水槽蓋 7 受水口の清掃 | |
給湯用機器 | 1 ガス湯沸器、給湯用ボイラーの性能、規格 2 安全装置と試験だき | |
暖冷房換気設備工事 | ボイラー設備工事(附属機器) | 1 ボイラーの性能、附属機器、設置 2 煙導の使用材料、取付加工 3 ボイラー、附属機器、煙等の保温材料、保温の工程、外部仕上 4 ボイラーの試運転、バーナーの調整 |
冷凍機設備工事(冷却塔) | 1 防震装置の取付、固定状態 2 冷凍機、ポンプ、冷却塔の性能の設計図書との照合 3 屋上冷却塔の設置状態、金物部塗装 4 試運転による自動運転調整、試運転成績表による性能の確認 | |
空気調和機器の工事 | 1 機器の風量、静圧、動力のKW 2 空気調和器の設置状態(基礎との納り、固定状況、防振装置、周囲配管状況、ダクトとの接続、フィルター設置状況) 3 自動温湿度調節機構の動作確認 4 調和器の保温 | |
配管及び器具設備 (蒸気暖房用器具) | 1 鋳鉄製放熱器、ベースボード、コンベクター(外部寸法、個数、附属品の取付の確認) 2 器具と建築との納り、外部仕上 | |
(重油タンク) | 1 タンクと配管接続 (フレキシブルパイプによる接続の有無、パルプの規格、通気、排気パイプの立上げ個所、逆火防止網) 2 消防法関係 | |
(配管工事) | 1 配管方法 (膨張、支持金物、勾配、空気抜装置) 2 保温工事の仕様 3 系統別による塗装仕上(色調) | |
ダクト工事 | 1 ダクトの支持金物位置、取付 2 保温工事の仕様 3 防火区画貫通部の処理 4 風量調節ダンバー、防火ダンバーの取付 5 吹出口、吸込口器具の寸法、外部塗装 6 測定器による吹出口の風量調節 | |
換気設備工事 (送排風機) | 1 風量、静圧、動力のKW 2 基礎、吊下げ装置の取付 3 運転時送排機の良否と吸込口、吹出口にて測定器により確認する 4 吸込口、吹出口のガラリの建築との納り、塗装 | |
(ダクト工事) | 1 風量、静圧、動力KW 2 暗室等のダクト材質 (特記仕様により製作するもの) |
4 電気設備工事
| 工事種別 | 検査要点 |
電気設備工事 | 材料・機器 | 1 使用材料、各種機器の適否 |
器具取付 | 1 納り、位置、方向、止ビス、ボルトの数、受木 2 グローブのねじ込、ビスの種類と締め、器具の掃除 3 防水器具のパッキン、導通、点灯試験 | |
配線器具 | 1 コンセント、点滅器の取付向き、納り高さ 2 極性、操作、曲り 3 スイッチの(三路、四路)の結線 4 スイッチは電圧側に接続されているか。多連用の点滅順序 5 便所、浴室等の器具の止ビスは真鍮製 6 器具取付位置周囲のよごれ破損の補修 | |
配分電盤 | 1 電圧、相数、回路図、回路名の記入、表示 2 予備ヒューズ、予備ランプ 3 単三分電盤の中性線にヒューズは入っていないか 4 スイッチ、ヒューズの容量 5 各分岐回路の接続、内部清掃 6 端子のネジ締め | |
動力 | 1 自動制御盤の調整、結線図、据付 2 電極棒の長さ、フロートスイッチの動作、モーターの回転方向、計器の指示 3 接地、スイッチ、コンデンサーの容量 4 マグネットスイッチの電流容量 5 屋外取付盤の防水措置、水抜き孔 | |
地下ケーブル | 1 埋設深さ、端末処理、埋設標、マンホール、ハンドボール | |
接地 | 1 個所、種類、太さ、色 2 接地極埋設標位置 | |
避雷針 | 1 突針部、支持部分の取付状態 2 使用材料、導線及び支持の取付状態 | |
受変電、発電 | 1 使用機器、材料 2 リレー調整作動 3 耐圧試験、接地、色別、危険表示 | |
弱電 | 1 機器、材料、機種、数、位置、納り 2 電線の色別、端子の接続 3 強電流、電線上の離間距離 4 各種機器の性能、動作試験 |