○三川町立小中学校処務規程
昭和32年8月19日
教委訓令第15号
(総則)
第1条 三川町教育委員会(以下「委員会」という。)の所管する公立学校の校長、教員及び事務職員の処務に関する事項は、法令その他別に定めるもののほか、この規程の定めるところによる。
第2条 この規程により提出する書類は、特に定めるもののほか、校長から提出するものにあっては教育長に、教員及び事務職員(以下「職員」という。)から提出するものにあっては所属の校長を経て教育長に提出するものとする。
(職員の任用)
第3条 校長は、所属職員に欠員を生じ、これを補充しようとするときは、別記様式第1号による教職員任用についての意見書を提出しなければならない。
第4条 会計年度任用職員を採用する必要のあるときは、前条の規定を準用する。
第5条 校長又は職員が他の委員会の所管する学校に転出を希望するときは、委員会に事情を具して願い出なければならない。
(退職)
第6条 校長又は職員が自己の都合により退職しようとするときは、委員会に事由を具して、県教育委員会あての退職願を提出しなければならない。
第7条 校長は、職員から退職願の提出があったときは、本人の事情を調査し、別記様式第3号による職員退職についての意見書を提出しなければならない。ただし、退職の事由が公務上の傷病によるときは、これを証するに足る書類を添えなければならない。
(休職及び復職)
第8条 校長又は職員に休職を必要とする事由が発生したときは、別記様式第4号による職員の休職についての意見書を提出しなければならない。
3 前項ただし書のエックス線直接撮影写真は、審査後提出者に返すものとする。
第9条 休職者がその居所を変更したときは、遅滞なく届け出なければならない。
第10条 校長又は職員が第8条第2項に規定する事由により休職を命ぜられたときは、3箇月ごとに山形県職員保健手帳(以下「保健手帳」という。)により保養状況を報告しなければならない。
第11条 校長又は職員が、法第14条第1項ただし書の規定による休職期間の延長を願い出る場合は、別記様式第4号の4による休職特別延長願に第8条第2項ただし書に規定する書類及び保健手帳を休職満期の3週間前までに提出しなければならない。
第12条 休職中の校長又は職員の休職事由が消滅した場合は、県教育委員会あての復職願を提出しなければならない。
3 第8条第2項ただし書の事由による休職者が復職しようとするときは、第1項の復職願に次の各号に掲げる書類を添えて提出しなければならない。
(1) 県教育委員会の指定した医師の別記様式第4号の3による診断書
(2) エックス線直接撮影写真2葉以上(第8条第3項の規定により返付を受けたもの及び復職を希望する日の2箇月前に撮影したものその他経過をよく証明できるもの)
(3) 保健手帳
(兼職及びその他の事業等の従事)
第14条 校長又は職員が、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第38条又は法第21条の規定により、兼職又はその他の事業等に従事することの許可又は承認を得ようとするときは、委員会に次の事項を記載した願書を提出しなければならない。ただし、職員にあっては、校長の意見書を添えなければならない。
(1) 職氏名
(2) 兼職(事業等)名
(3) 職務の内容
(4) 期間
(5) 兼務遂行の具体的方法
(6) 給与又は報酬
(赴任)
第15条 校長又は職員が新任又は転任の辞令若しくは発令通知を受けて、7日以内に赴任できないときは、証拠書類を添えて別記様式第6号による赴任延期願を提出しなければならない。
第17条 校長又は職員が第15条の規定による期間内に着任しないときは、校長はすみやかにその旨を報告しなければならない。
(居住)
第18条 校長又は職員は、その居住について、校長及びその職務代理者にあっては教育長、職員にあっては校長(以下「所属長」という。)に次の事項を記載した届書を提出しなければならない。
(1) 職氏名
(2) 居住地
(3) 居住地と学校との距離、通勤方法及び所要時間
(4) 非常災変その他急迫の場合の学校との連絡方法
(住所氏名変更)
第19条 校長又は職員が、住所又は氏名を変更したときは、すみやかに別記様式第9号による住所氏名変更届を提出しなければならない。
(専従休暇)
第20条 校長又は職員が専従休暇を受けようとするときは、別記様式第10号による専従休暇承認申請書を提出しなければならない。ただし、職員にあっては、校長の意見書を添えなければならない。
(欠勤)
第21条 校長又は職員がやむを得ない事故によって欠勤しようとするときは、その事由を具して所属長に届け出なければならない。ただし、引続き欠勤11日以上に及ぶときは、10日ごとに、欠勤の初日を記して、その手続をしなければならない。
(私事旅行)
第22条 校長又は職員が、私事旅行又は転地療養をしようとするときは、あらかじめ、その目的、旅行地、日程等を明らかにし、所属長に届け出なければならない。
(出張)
第23条 三川町立小中学校管理規則(昭和32年教委規則第14号。以下「管理規則」という。)第17条に規定する校長の出張届出書には、次の事項を記載しなければならない。
(1) 職氏名
(2) 用務
(3) 出張地
(4) 日程
(5) 旅費及びその出途
2 校長が、宿泊を要する県内出張をしようとするときは、文書又は口頭をもって所属長に連絡しなければならない。
第24条 校長又は職員が、出張中、公務上の必要又はその他のやむを得ない事情により、旅行命令を変更したときは、事由を具して発令者の承認を得なければならない。
第25条 出張者が帰校したときは、すみやかに口頭又は文書をもって発令者に復命しなければならない。
(職務に専念する義務の免除)
第26条 校長又は職員が職務に専念する義務の免除を受けようとするときは、別記様式第11号による免除願を所属長に提出しなければならない。
(昇給)
第27条 校長又は職員の昇給については、別記様式第12号による昇給についての意見書を提出しなければならない。ただし、特に指示あるときは、その限りでない。
(資格任用)
第28条 職員が、その有する免許状によって、資格任用を希望するときは、校長は、第3条の規定に準ずる意見書を提出しなければならない。
(校長又は職員の死亡)
第29条 職員が死亡したときは、校長若しくは校長職務代理者は、別記様式第13号による特別昇給についての意見書を提出することができる。
(修学旅行、校外行事)
第30条 管理規則第5条の規定による修学旅行を行うときは、次の事項を記載した承認申請書を提出しなければならない。
(1) 学年、児童生徒数、参加児童生徒数、不参加児童生徒数及び不参加の事由並びにその処置
(2) 引率者の職氏名
(3) 行先、日程及び学習計画
(4) 費用概算及びその出途
(5) 特別の事情
(1) 教科及び科目名
(2) 図書名
(3) 著者又は編者名
(4) 発行所
(5) 定価及び頁数
(6) 使用学年
(7) 使用開始年月日
(1) 事故の種別
(2) 事故者の住所、職(学年)氏名、性別、年齢
(3) 日時及び場所
(4) 事故の概要及び経過
(5) 事後処理状況
(6) 学校長所見
(7) その他参考事項(環境等)
2 管理規則第7条第2項の規定による児童生徒の出席停止の報告書の記載事項も前項に準ずる。
(備付表簿)
第33条 小学校及び中学校においては、学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第28条に規定するもののほか、次の表簿を備えなければならない。
(1) 卒業者台帳
(2) 学校沿革誌
(3) 公文書綴
2 前項の表簿中、卒業者台帳及び学校沿革誌は10年以上、公文書綴は5年以上保存しなければならない。
(卒業証書の様式)
第34条 小学校及び中学校において授与する卒業証書は、別記様式第14号による。
附則
1 この規程は、公布の日から施行する。
2 三川村公立学校処務規程(昭和30年教委規程第1号)は、廃止する。
附則(昭和48年10月3日教委訓令第6号)
この規程は、公布の日から施行する。
附則(昭和61年4月24日教委訓令第3号)
(施行期日)
1 この規程は、公布の日から施行する。
2 学校教育法施行細則(昭和30年教委規則第8号)は、廃止する。
附則(平成3年5月24日教委訓令第3号)
この規程は、公布の日から施行し、平成3年4月1日から適用する。
附則(平成4年3月19日教委訓令第5号)
この規程は、平成4年4月1日から施行する。
附則(平成14年3月25日教委訓令第1号)
この訓令は、平成14年4月1日から施行する。
附則(平成15年3月24日教委訓令第1号)
この訓令は、平成15年4月1日から施行する。
附則(平成30年3月22日教委訓令第2号)
この訓令は、公布の日から施行する。
附則(令和2年3月23日教委訓令第1号)
この訓令は、令和2年4月1日から施行する。
附則(令和3年4月26日教委訓令第2号)
この訓令は、公布の日から施行し、令和3年4月1日から適用する。
附則(令和4年3月23日教委訓令第1号)
この訓令は、令和4年4月1日から施行する。
附則(令和5年1月27日教委訓令第2号)
この訓令は、公布の日から施行する。